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9月の住宅改修

9月某日、N様邸の住宅改修を行いました。

Nさまは徐々に筋肉が固くなりやすい疾病を抱えていらっしゃいます。家の中の移動は、これまでシルバーカーで行っていましたが、最近は移動に困難さを感じるようになったとのことで、担当のケアマネジャー様より住宅改修のご依頼を受けました。

ご自宅を訪問しご様子を窺いました。Nさまのシルバーカーでの歩行は前傾姿勢が助長され、シルバーカーの前方のキャスターにウエイトがかかり過ぎており駆動効率が悪くなっているために、スムースさを欠いていました。方向転換時は、シルバーカーを持ち上げるような動作を必要としたため、より移動動作に苦労されていました。日常生活で労作が多いと余計に筋肉が固くなってしまうため、手すり等の設置により移動に際しての労作を軽減すべきケースとアセスメントしました。

住宅改修以外にも手すりのレンタルの情報もご案内しましたが、ご家族さま、ご本人さまが住宅改修を選択されたため、ご本人さまの移動の動線に沿って手すりをつけることとしました。

手すりはご本人の歩きかたや使い方に合わせて、「摺るように歩く」「押し付けるように身体の向きを立て直す」「引き付けるように姿勢を保つ」ために活用できる高さにしました。

横手すりと縦手すりを合わせて計10本の手すりを設置しましたが、そのうちの一本の手すりを他の横手すりに比べて5cm高く設置しました(移動手段の支障とならない程度の高さ)。その理由は、以下の2つからです。

①身体を伸ばすことを意識していただくため

②ストレッチ運動に活用してもらうため(運動内容はガイド済み)

Nさまの歩行移動は以前のものに比べるととてもスムースになり労作も減りました。しかし、長くその状態を保って頂くためには、無理のない運動療法が欠かせません。せっかくの手すりですから家庭内の運動に是非活用して頂きたいものです。今度伺ったら、運動を続けていらっしゃるか聞いてみようと思います(続かないかなぁ?)。

(写真は実際に高くした手すり)

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